2015.11.02更新

更新日:2015年6月29日

※グロテスクな画像が含まれる為、苦手な方は避けてください。

 

トイ・プードルのルナちゃんの膝蓋骨脱臼の手術を行いました。

この病気は膝のお皿の骨が正常なポジションからズレて、一時的または永続的な脱臼となる病気です。

進行すると足の拳上が一時的もしくはずっと続いてしまいます。このルナちゃんも足を挙げっ放しになっていました。

元々、小型犬には多くポメラニアン、チワワ、ヨーキー、パピヨン等々の犬種にもみられますが、個人的な印象ではトイ・プードルがよくみられる印象です。

手術内容は、正常の犬よりも浅い滑車溝(お皿の骨がはまるレール)の溝を掘り下げ、場合によってはお皿をひっぱている靭帯をずらして整復します。

状態がかなり悪いレベルにも関わらず「びっこを引かない」という理由で放置すると他の靭帯や関節を痛めて、永続的なびっこになる事があります。その時初めて手術するとかなり大がかりな手術となり、費用も嵩みますし再発も多くなります。

もし、手術が必要な段階になったら早く整復手術を行うようにしましょうね。

patella 1

切皮の直前です。(右ひざ)

patella 2

滑車溝(膝蓋骨の嵌っている部分です)。生来溝が浅い為、膝蓋骨がはずれ易いです。

patella 3

膝蓋骨が嵌る部分の溝を深めました。

patella 4

生来ズレてしまっている骨と靭帯を、整復して、ピン固定します。

patella 5

傷口を閉じます

投稿者: ウッズペットの病院