2015.12.11更新

※グロテスクな画像が含まれるため、苦手な方は避けてください。

今回は、小型犬の飼い主様にはよく聞き慣れた「お尻絞り」で有名な、あの肛門嚢についての手術です。

トリミングの際や、健診やワクチンの来院時などについでに「絞る」ことが多いかと思います。

通常では、大体1.5〜2ヶ月に1度くらいのペースで絞れば事足ります。しかし中にはもっと頻繁に絞らないと、お尻を擦って歩いたり舐めたり破裂してしまったり、または定期的に絞っているのに獣医さんやトリマーさんから「この子はかなり絞りにくい」などと言われたことがあったり。そのような経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この病気について、よくはわかっていませんが、上記のようなワンちゃんで、2回以上肛門嚢破裂をしてしまった場合には、摘出手術をお勧めしています。

手術が成功すれば、それ以降分泌物は溜まりませんので、その部分に関しての「お尻絞り」はもう必要ありません。(両側の摘出の場合、生涯にわたり、お尻絞りは必要なくなります)

ご自宅のワンちゃんに思い当たる事があれば、お気軽にご相談ください。

anal sac1

 

肛門の裏側から、「肛門嚢」を牽引し、この後摘出します。

 

 

anal sac2

摘出し、縫合を終えました。

投稿者: ウッズペットの病院