2016.02.11更新

※グロテスクな画像が含まれるため、苦手な方は避けてください。

約8歳半のヨーキーのジェフィちゃんのお腹の膿の溜まった子宮・そして卵巣を摘出しました。

何日にも渡り、食欲が無く、下痢も見られました。

当初、初診の段階では只の下痢に対する治療を行い、(通常はすぐに良くなるはずなのに)良くならないため、超音波検査を行いました。子宮が残っているお婆ちゃんなので、嫌な予感はしましたが、やはり子宮内に膿が溜まる子宮蓄膿症でした。

かなり膿で膨れていたので、破裂寸前でした。一度破裂すると、救命率が大変低下しますので、危ない状況でした。

 

こういったものは、健診で偶然見つかり、症状を出さないまま、安全な段階で手術で簡単に摘出も出来ます。また、若いうちの避妊手術でも勿論防げます。

当院ではドックドック(人間ドックの犬版)も実施しておりますので、ぜひご相談ください。

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畜膿した子宮です。大きくなりすぎて、破裂寸前でした。

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膿の溜まった子宮です。通常の10倍以上の容積です。

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手術から3日後。食欲100%、白血球も正常化しました。元気で激しいいつもの状態です。

 

投稿者: ウッズペットの病院

2016.01.15更新

2月7日(日)の午後は臨時休診とさせていただきます。

ペットホテル・トリミングのお預かり、お帰りのみの対応となりますので、あらかじめご了承ください。

 

なお、午前の診察は通常どおりおこないます。

投稿者: ウッズペットの病院

2015.12.12更新

※グロテスクな画像が含まれるため、苦手な方は避けてください。
今回は、椎間板ヘルニアについての手術です。

ミニチュアダックスのチョコちゃん(8歳)が、「2週間前から、後ろ足を引きずっている」との訴えで、来院されました。

両方の後ろ足が殆どマヒしていて、感覚もかろうじてあるかないか、といった状態でした。

その後も良くなることはなく、MRI検査に行って頂いたところ、背骨の最もヘルニアの起きやすい部分に、重度の椎間板ヘルニアが見つかりました。

ご家族の希望もあって、数日後に行った手術の様子です。

本来、椎間板というクッションのような部分があるべき場所から飛び出してしまい、脊髄神経を圧迫することで、痛みやマヒを起こす病気です。

その為、脊髄神経のある管状の部分まで骨を開けて、圧迫している椎間板を取り除きます。

取り除き、リハビリを行った結果、引きずったままだった後ろ足が1週間後には回復し、歩き出しました。これは重度の椎間板としてはかなり早い回復です。

今では普通のダックスと何ら変わらない歩き方で歩いています。チョコちゃん、良かったですね。

 

ある時突然、以下の様な症状が発生した場合、椎間板ヘルニアを筆頭とした脊髄の病気や、または脳の病気も疑われるため、可能な限り早く受診する必要があります。

・腰が抜けて立てない

・体を触るor抱っこすると痛がる

・段差を嫌がる

等々…

上記の様な症状が、以下の犬種で起きた場合は、急性椎間板ヘルニアのリスクは高くなります。

・ミニチュアダックス

・ビーグル

・コーギー

・プードル

・シーズー

等々…

※但し、発生する確率は低くなりますが、どの犬でも椎間板は起こり得ます

加えて、段差の上り下り(ソファーや階段)は、この病気のリスクになるので避けた方が良いでしょう。(そもそも「急激な高低差の動き」は本来、犬には適しません)

また、発生から時間が経てば経つほど、重症化すればするほど、治療の成功率が下がっていきますので、「様子見」は避けた方が良いでしょう。

チョコちゃんの場合はラッキーでしたが、みんながみんなその様に回復しないので、発症したらいち早く受診されることを、オススメします。

その際は、お気軽にご相談ください。

MD IVDH1

 

手術前

MD IVDH2

中央の一番白さの強い物質が、飛び出してしまった椎間板です。

MD IVDH3

中央やや右の太くて白い長方形のものが、脊髄神経の束です。脳からの指令がココを通ります。

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多くの飛び出た椎間板を取り除き、無事に手術は大成功でした!

投稿者: ウッズペットの病院

2015.12.11更新

※グロテスクな画像が含まれるため、苦手な方は避けてください。

今回は、小型犬の飼い主様にはよく聞き慣れた「お尻絞り」で有名な、あの肛門嚢についての手術です。

トリミングの際や、健診やワクチンの来院時などについでに「絞る」ことが多いかと思います。

通常では、大体1.5〜2ヶ月に1度くらいのペースで絞れば事足ります。しかし中にはもっと頻繁に絞らないと、お尻を擦って歩いたり舐めたり破裂してしまったり、または定期的に絞っているのに獣医さんやトリマーさんから「この子はかなり絞りにくい」などと言われたことがあったり。そのような経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この病気について、よくはわかっていませんが、上記のようなワンちゃんで、2回以上肛門嚢破裂をしてしまった場合には、摘出手術をお勧めしています。

手術が成功すれば、それ以降分泌物は溜まりませんので、その部分に関しての「お尻絞り」はもう必要ありません。(両側の摘出の場合、生涯にわたり、お尻絞りは必要なくなります)

ご自宅のワンちゃんに思い当たる事があれば、お気軽にご相談ください。

anal sac1

 

肛門の裏側から、「肛門嚢」を牽引し、この後摘出します。

 

 

anal sac2

摘出し、縫合を終えました。

投稿者: ウッズペットの病院

2015.12.11更新

※グロテスクな画像が含まれるため、苦手な方は避けてください。

約7歳半のトイプードルのシャネルちゃんのお腹の巨大腫瘤を摘出しました。5kg程度のシャネルちゃんのお腹の大部分を占め、他の臓器を圧迫していました。

何日にも渡り、食欲が無く、嘔吐も見られました。

おばあちゃん世代(小型犬では大体7歳以降)で、子宮・卵巣の残っている子の場合、第1に子宮蓄膿症(外科治療がなされないと致死率の高い)を疑い超音波検査をします。

今回の超音波検査では、子宮蓄膿症の所見はありませんでしたが、子宮エリアに普通は確認されないようなエコーが確認されたため、開腹手術を実施しました。(通常では、シニアの「婦人科系」の病気では血液検査上の異常が出ることが多いのですが、今回は確認されなかった)

手術時の所見では、子宮・卵巣が、固く分厚く変形していて、表面が水泡の様なもので、ボコボコの形状になっていました。“子宮蓄膿症の一歩手前”のような所見で、何らかのスイッチでアッという間に子宮蓄膿症に至っていたでしょう。

誰に起きるか分からないシニアの「婦人科」病。若いうちからの避妊手術を行い、苦しみ・痛みの無い老後にしていきたいものです。

 

shaneru1

 

子宮。表面がボコボコで、太さは通常の5-10倍ほどありました。

shaneru2

 

shaneru

食欲・元気ともに回復し、トリミングにいらっしゃいました。

投稿者: ウッズペットの病院

2015.12.02更新

12/31(木)~1/4(月)午前は年末年始につき休診とさせていただきます。

あらかじめご了承ください。なお、1/4(月)は16時~診察を行います。

投稿者: ウッズペットの病院

2015.12.02更新

12/7(月)、12/14(月)、12/21(月)、12/28(月)は臨時休診とさせていただきます。

内服・商品の受け渡し、トリミング、ペットホテルのお預かり・お帰りのみとなりますので、あらかじめご了承ください。

投稿者: ウッズペットの病院

2015.11.10更新

11月30日(月)は学会出席の為、臨時休診となります。

内服・商品の受け渡し、ペットホテル・トリミングのお預かり、お帰り等は一切できませんので、あらかじめご了承ください。

投稿者: ウッズペットの病院

2015.11.02更新

更新日:2015年6月29日

※グロテスクな画像が含まれる為、苦手な方は避けてください。

 

トイ・プードルのルナちゃんの膝蓋骨脱臼の手術を行いました。

この病気は膝のお皿の骨が正常なポジションからズレて、一時的または永続的な脱臼となる病気です。

進行すると足の拳上が一時的もしくはずっと続いてしまいます。このルナちゃんも足を挙げっ放しになっていました。

元々、小型犬には多くポメラニアン、チワワ、ヨーキー、パピヨン等々の犬種にもみられますが、個人的な印象ではトイ・プードルがよくみられる印象です。

手術内容は、正常の犬よりも浅い滑車溝(お皿の骨がはまるレール)の溝を掘り下げ、場合によってはお皿をひっぱている靭帯をずらして整復します。

状態がかなり悪いレベルにも関わらず「びっこを引かない」という理由で放置すると他の靭帯や関節を痛めて、永続的なびっこになる事があります。その時初めて手術するとかなり大がかりな手術となり、費用も嵩みますし再発も多くなります。

もし、手術が必要な段階になったら早く整復手術を行うようにしましょうね。

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切皮の直前です。(右ひざ)

patella 2

滑車溝(膝蓋骨の嵌っている部分です)。生来溝が浅い為、膝蓋骨がはずれ易いです。

patella 3

膝蓋骨が嵌る部分の溝を深めました。

patella 4

生来ズレてしまっている骨と靭帯を、整復して、ピン固定します。

patella 5

傷口を閉じます

投稿者: ウッズペットの病院

2015.11.02更新

更新日:2014年9月5日

 

近年、猫の精神ストレスによる体調不良が散見されます。

そもそもサハラ砂漠周辺の広大な砂漠地帯(岩場があったり、木がまばらに生えている場合もある)で自由に暮らしているのが猫本来の猫に向いている環境です。一方で、我々は文明人として文明社会で暮らしていて、猫と異なる価値観を持っています。我々文明人の視点で良かれと思って与えた環境が、猫の本能が求める(居心地の良い)環境から遠ければ遠いほど、家族の(もしかすると猫本人も?)知らないうちにストレスが溜まっていきます。

また、幼少時(2ヶ月齢くらいまで)に、慣れていないことには、生涯に渡りストレスを感じやすくなり得ます。

そういった場合に考えられ得ることと、その対策について記載したいと思います。

 

 

☆ストレスが原因となり、起こり得る状態

・膀胱炎

・脱毛症や皮膚炎(舐めやすい場所)

・腎臓病(長期に渡りストレスに曝された場合、中・高齢時にリスクが増す場合があります)

・免疫低下による各種疾患    など

 

 

☆ストレス因子となり得るもの

・音(音楽、雷、騒音(人間の生活音も含む)など)

・新しい家具、家電

・ホテル、入院、引っ越し

・猫との関係が良くない同居人、同居動物

・車・電車での移動

・トイレと給餌場所が近い

・トイレの数・衛生状態     など

 

 

☆対策としてできること

ストレスのはけ口として…

・ネコジャラシやレーザーポインターを追わせる

(猫が望んでいるときのみ。猫が飽きる前にやめる。強いない。)

・キャットコングを与える

・ティッシュの空箱に穴を開け、フードを入れておく

その他として…

・隠れる場所の用意(段ボールなど)

・爪研ぎを立てて壁に設置する

・フェロモンスプレー、またたびの使用で安心感を与える

・トイレなどの備品の数(頭数+1が理想)

・トイレの形状・大きさ(最も安心するもの)に注意

・猫砂の選択。おしっこをよくしてくれるタイプの(落ち着いて排泄できる)砂にする

 

 

このように我々人間は知らず知らずのうちに猫にストレスを与えてしまっているかもしれません。そして、上記のように直ぐにできる環境整備がありますから、是非行ってみては如何でしょうか?

何かご質問等が御座いましたら、スタッフまでお気軽にお声かけください。自傷によって脱毛したお腹

投稿者: ウッズペットの病院

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